山田池、春のスケッチ

2月 2, 2021

明日は立春。暦の上では、もう春なんですね。
久しぶりの更新になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

実は最近、塔本シスコの古い映像を見ていましたら、シスコが1998年の3月9日に、大阪府枚方市の山田池公園でスケッチしている映像が見つかりました。

Shisuko TOMOTO

当時、シスコは85歳です。

地面にペタンと座って、スケッチブックにペンを走らせています。

何を描いているのかというと・・・

Shisuko TOMOTO

目線の先には、見事な枝垂れ桃がありました。

このスケッチから、どんな作品が生まれたのかというと、こちらです。

Shisuko TOMOTO

塔本シスコ 「山田池 春のスケッチ」1998年

Pictured: Shisuko TOMOTO

‛Spring sketch’, 1998, Oil on canvas, 145cm×112cm

映像と同じく、地面に腰を下ろしてスケッチをしている女性がシスコです。

美しい梅林の中でスケッチしていると、「おばあちゃん、何を描いているの?見せて」と会話が始まります。

画面上には、先生に引率されて公園に来る子供達や、愛犬と散歩中の人達の姿も見えます。

シスコにとって、美しい山田池公園はパラダイスのように感じられたことでしょう。

Shisuko TOMOTO

この絵は、2018年にびわ湖大津プリンスホテルで開催された展覧会「共融地点 日本と中国のアール・ブリュット」でも展示されました。

照明で少し雰囲気が変わりますね!

絵の具が盛り上がっていたり、筆致も面白いので、ぜひ近い距離でゆっくりご覧になっていただきたい一枚です。(弥)

 

 

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