塔本シスコと滋賀~自由の女神達~

2月 1, 2018

「共融地点 日本と中国のアール・ブリュット」展の開催が近づいてまいりました。

塔本シスコとゆかりが深い、滋賀県での展覧会ということで、「塔本シスコと滋賀」というテーマで作品紹介をしたいと思います。

まずは、「自由の女神達」という絵です。シスコは展覧会を行った場所やお世話になった学芸員の方々を作品に残していきました。

自由の女神達

「自由の女神」 145×112 キャンバスに油彩 1994年

Pictured: Shisuko TOHMOTO, ”The Muses”, 1994, Oil on canvas, 145 x 112 cm.”

1994年、滋賀県八日市文化芸術会館にてシスコの個展が開催されました。画面左の二人の女性は増井牧子さんと遠藤紘子さん。シスコにとって「女神」のお二人。当時、尽力してくださった学芸員の方です。思い入れのある人物の顔は、描いているうちに目がどんどん大きくなるというシスコ。目力はナンバーワンでしょう。

鉢植えは頂き物のアガパンサス。そしてたくさんの薔薇。花はシスコの「現在」を表しています。絵の中の花を見ると、シスコがその絵を描いていた季節がわかります。

画面右上には、シスコの代表作でもある「桜島」の絵がありますが、これは同展のポスターを描いており、いわゆる「画中画」になっています。(シスコ作品には、画中画がたくさんあります。シスコの絵を観るときには、画中画を探すのも楽しみのひとつです)

画面右下にはシスコと家族、学芸員の皆さん、来場されたお客様が描かれています。シスコにとって、嬉しかった出来事はすべて作品の題材になりました。

次回は「エイサー、水口」(2001年)をご紹介します。なぜ、水口(甲賀市)でエイサーなのか?お楽しみに。(弥)

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共融地点2018

アール・ブリュット魅力発信事業 公募キュレーターとの共同制作による企画展「共融地点 日本と中国のアール・ブリュット」

会場:びわ湖大津プリンスホテル コンベンションホール淡海(滋賀県大津市におの浜4-7-7)

開館時間:9日(金)・10日(土)9:00〜21:00、11日(日)9:00〜14:00

観覧料:500円 ※アメニティフォーラム22参加者無料、中学生以下、障害のある方と付添者1名無料

■主催:アール・ブリュット魅力発信事業実行委員会
構成団体:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(社会福祉法人グロー[GLOW])、滋賀県、滋賀県立近代美術館、近江八幡市、一般社団法人近江八幡観光物産協会、社会福祉法人愛成会、NPO法人はれたりくもったり、滋賀県施設・学校合同企画展実行委員会

■協力:滋賀県立近江学園、クラフト工房La Mano、信楽青年寮、西淡路希望の家、医療法人社団柏水会、平川病院〈造形教室〉、ふじ美の里、蛍の里、まつさかチャレンジドプレイス希望の園、ルンビニー園、黄薬、上海芸途公益基金会〈WABC〉、Tabula Rasa Gallery、長征空間Long March Space、張天志、南京社区原生芸術工作室、北京天真者公益発展中心

■助成:平成29年度文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業

※期間中、当実行委員主催による、「アール・ブリュット国際フォーラム2018」を同会場にて開催。また、「アメニティーフォーラム22」、「アール・ブリュットネットワークフォーラム2018」等も同会場で開催されます。

■会場へのアクセス
びわ湖大津プリンスホテル
〒520-8520滋賀県大津市におの浜4-7-7
・JR東海道本線「大津駅」から⇒
無料シャトルバスで約10分/有料バスで約20分(なぎさ公園線)/タクシーで約10分/徒歩で約30分
・JR東海道本線「膳所駅」、京阪石山坂本線「京阪膳所駅」から⇒
タクシーで約6分/徒歩で約20分
・JR湖西線「大津京駅」から⇒
タクシーで12分

車をご利用の場合
・名神高速道路「大津I.C.」から3.7km(平常時約10分)
・京滋バイパス「石山I.C.」から422号経由で6.9km(平常時約15分)

■お問い合わせ
アール・ブリュット魅力発信事業実行委員会
<社会福祉法人グロー(GLOW)法人本部企画事業部>
TEL 0748-46-8100 FAX 0748-46-8228

関連イベント

MOTTO! 共融地点

日中のアール・ブリュットが一堂に会す共融地点。本展の作者の表現を、もっと(MOTTO! )深く知るため、会場では作者の創作を追体験できるワークショップを実施する他、関連書籍を自由に読むことのできるライブラリーコーナーを設置します。

「アール・ブリュット国際フォーラム2018」

今年も日本国内外で障害者の芸術文化に関する取り組みが数多く展開されました。「2017ジャパン×ナント プロジェクト」もその一つ。創造文化都市であるフランス・ナント市では、日本の障害者の芸術文化はどう受け止められたのでしょうか。その他、他国の実践を聞くことで、その固有性や共通性を探る国際フォーラムを開催します。
日時:2月10日(土)9:30~17:15
同時通訳機器貸出料金:500円

 

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