松本市美術館 新収蔵作品おひろめ展

12月 14, 2018

街中を流れるジングルベルのメロディーにも慌ただしさを感じる今日このごろです。

ご案内が遅くなりましたが、2018年10月3日(水) 〜 2018年12月24日(月)まで、松本市美術館にて、「コレクション展 新収蔵作品おひろめ展」が開催中です!

70歳以上の公募による美術展「老いるほど若くなる」、第7回のグランプリ天衣賞作品、塔本賢一の「Hello」も展示されております。ご高覧いただければ幸せです。

松本市美術館

松本市美術館

塔本賢一

塔本賢一

(以下、松本市美術館様のHPより転載)

「おひろめ展」

2017年度は、日本画2点、書作品82点、公募展のグランプリ2点を新たにコレクションへ迎え入れました。

下保昭(1927-2018)による日本画は、2004年の当館特別展「井上有一と下保昭の山山の山」に向けて制作された2点です。すでに所蔵されていた1点とともに当時の組み合わせで、再び展示室の壁を飾ります。墨との格闘により生み出された心の風景をご堪能ください。

書作品7点が寄贈された宮島詠士(1867-1943)は、松本市出身の書家・上條信山(1907-1997)の師。詠士が師事した張廉卿(1823-1894)による2作とともに収蔵されました。上條信山記念展示室とあわせて、師から弟子へと受け継がれる書の美を辿ってみましょう。

そして、昭和の大家による書作品70点が収蔵となりました。これは、松本ゆかりの書家・秋山白巖(1865-1954)の米寿を祝い、贈られたものです。白巖は、若くして中国に渡り、清代の大家・徐三庚(1826-1890)の門に入りました。帰国後、師から授かった貴重な作品資料を公開し、日本の書家に大きな影響を与えます。その後も各地を巡り、近代書道の発展に努めた白巖ですが、後半生は、松本に居を定め、書道による人間教育に尽くしました。
今回収蔵された作品は、偉大な先達への敬意を示すため、「書の巨人」と称される西川寧(1902-1989)の呼びかけにより制作され、当時、松本市内で公開されたものです。昭和を代表する書家たちが、ジャンルも会派も超えて白巖の長寿と功績を祝福してから60年。白巖本人や徐三庚の作品とあわせて展示することで、現代書道にも連なる書の系譜と祝意の熱量をお届けします。

最後に、「健康寿命延伸都市・松本」ならではの、70歳以上の公募による美術展「老いるほど若くなる」。第6・7回のグランプリ天衣賞各1点がコレクションに加わりました。今回は、過去のグランプリとの競演です。間もなく開催される第8回展での新たな作品との出会いにも期待しつつ、これまでの作品を振り返ります。

美術資料の収集は、貴重な文化を後世に伝えることです。これまでに先人たちが培ってきた美、そして現在も生み出され続ける美を、皆さまにお楽しみいただければ幸いです。

会期 2018年10月3日(水) 〜 2018年12月24日(月)月曜日(祝日の場合は翌日)
会場 常設展示室B・C

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