塔本シスコ「ハーモ美術館 下スワ トウヨウノ スイス」

6月 1, 2017

只今、ハーモ美術館の別館では、第8回『グランマ絵画公募展』大賞作品の塔本ひろこ「野いばらの咲く頃」とともに、塔本シスコの「ハーモ美術館 下スワ トウヨウノ スイス」が展示されています。

ハーモ美術館
生活の中で芸術を楽しむことをテーマに、アトリエをイメージして造られた別館には、靴を脱いで上がります。

ハーモ美術館

「ハーモ美術館 下スワ トウヨウノ スイス」は、1994年にハーモ美術館にて開催の「塔本シスコはキャンバスを耕す展」を見るために、塔本シスコが家族と共にハーモ美術館を訪れ、初めて目にした諏訪湖と富士山の美しさに感動し、家に帰るとすぐさま情熱的に制作に取りかかったという、私達家族にとりましても思い出深い作品です。

絵の中には、塔本シスコ自身も描かれています。画面右下の4人のうち、一番小柄な女性が塔本シスコ、左側の茶色い髪の女性が嫁のひろこ、ヒゲの男性が息子の賢一、手にビデオカメラを持っているのが孫の研作です。美術館にはたくさんのお客さんが来ています。

諏訪湖に目を移すと、白鳥の遊覧船が見えます。舟遊びや魚釣りをしている人々も見えます。そして、投網で漁をする小舟が見えます。実はこの小舟は、シスコの故郷、熊本県の不知火海の風景と重なって描かれたものなのです。シスコが子供の頃に見ていた、不知火海の入江でスズキやボラを捕っている人々と、今、諏訪湖で白鳥の遊覧船を楽しむ人々・・・シスコの絵の中には、過去と現在が絵の中で遊んでいるかのように混在しており、それが特徴でもあります。そして、この絵の中には「隠れキャラクター」として、シスコが思う「美の女神」が二人描かれています。展覧会を観た帰りに、シスコは近くの温泉に行ったので、美術館の建物の右側には、火の玉のような「温泉マーク」が描かれています。

シスコの「記憶」が詰まった「ハーモ美術館 下スワ トウヨウノ スイス」、どうか末永く鑑賞していただきますようお願い申し上げます。
ハーモ美術館

素敵な椅子に腰掛けて、ゆっくりと祖母と母の作品を同時に鑑賞できる幸せ・・・。

しかも!別の展示場所にも嬉しいサプライズが!!

塔本賢一

エレベータを降りると、塔本賢一の「マイケル・ジャクソン」がお出迎え♪♪

ハーモ美術館

雲一つない素晴らしいお天気でしたが、空が霞んで、シスコが見たような富士山は望めず・・・。

そんな時は、ぜひ、塔本シスコの「ハーモ美術館 下スワ トウヨウノ スイス」をご鑑賞くださいね。

シスコが見た美しい富士山がいつでも望めます。

塔本シスコ

ハーモ美術館蔵 塔本シスコ 「ハーモ美術館 下スワ トウヨウノ スイス」

 

第8回グランマ絵画公募展 一生花時

会場:ハーモ美術館 長野県諏訪郡下諏訪町10616-540

会期:2017年5月27日(土)~6月11日(日)

開館時間:9時~18時(最終日は17:00まで)※会期中無休

入館料:大人 1,000円
小中高校生 500円(小中高校生 土曜日無料)

主催:公益財団法人 ハーモ美術館

後援:長野県、長野県教育委員会、下諏訪町、下諏訪町教育委員会、朝日新聞長野総局、毎日新聞長野支局、読売新聞長野支局、中日新聞社、信濃毎日新聞社、長野日報社、市民新聞グループ、NHK長野放送局、SBC信越放送、NBS長野放送、TBSテレビ信州、abn長野朝日放送、LCV

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