玉子から育てたルリコシボタンインコ手のりです

2月 23, 2010

今回の作品解説は現在大阪西天満の YOD Gallery にて開催中の

“セルフトート・アート”の作家たち-アウトサイダー・アートの核心へ-

に出品している「玉子から育てたルリコシボタンインコ手のりです」(1989年)。

玉子から育てたルリコシボタンインコ手のりです

シスコはインコや文鳥などいろんな種類の鳥を飼育していました。繁殖させるのもとても上手で何羽にも増えていきました。

この絵に描かれている鳥はルリコシボタンインコという鳥です。

タイトルの通り、このルリコシボタンインコはシスコが卵(自筆タイトルは玉子となっている)から育てました。

たくさんの花の中で5人の女の子とルリコシボタンインコが遊んでいる楽しい作品になっています。

この絵に描かれているように、かごの鳥を外に放して一緒に遊ぶ、というのはシスコとって憧れの1つだったと思います。

さらにこの作品の面白いところはこの5人の女の子。

実はこの女の子達は、左側の着物を着ている女の子が20歳ごろのシスコ、右側の着物を着ている女の子が20歳ごろのシスコの娘の和子。真ん中の洋服を着ている女の子達はシスコの3人の孫娘達です。

時空を越えて1つの絵の中で共存する、シスコの独特の手法です。

この方法は「ネコ岳 ミヤマキリシマ」(1989年)などにも表れています。

 

 

この展覧会は3月20日までですので是非お越しください。

■ 出品作家   塔本 シスコ、野中 陽一郎、蛇目

■ 会  期
2010年2月13日(土)~3月20日(土)
閉廊日:毎週日・月曜  開廊時間:11:00~19:00

■ 会  場
YOD Gallery

530-0047 大阪市北区西天満4-9-15

YODGallery、展覧会情報はこちらをクリック>>>

■ トークイベント
「”セルフトート・アート”に見るアウトサイダー・アートの諸問題」
2010年2月27日(土) 15:00~16:30 YOD Galleryにて
ゲスト:服部 正 氏(兵庫県立美術館 学芸員)

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