青い目の人形

2月 12, 2021

今週から渋沢栄一氏が主人公の大河ドラマ『青天を衝け』が始まりますね。

皆さまは「青い目の人形」をご存じでしょうか。

昭和初期、日本人移民排斥運動が高まる米国で 『世界の平和は子供から』を スローガンに掲げ、友情人形の 「青い目の人形」を贈ったギューリック博士に賛同して、仲介役を果たしたのが渋沢栄一氏です。

本日は渋沢人気にあやかって、塔本シスコが81歳のときに描いたドローイングをご紹介します。

shisuko tomoto

「ネコガイであそぶ」1994年、紙に色鉛筆、マーカー

子供のころ、童謡「青い目の人形」を歌いながら、貝殻のおはじきをして遊んでいた思い出を絵日記のように描いています。

『♪青い目をした お人形は アメリカ生まれのセルロイド 港についたとき いっぱい なみだをうかべてた やさしい 日本の 嬢ちゃんよ 仲良く遊んでやっとくれ 仲良く遊んでやっとくれ』

『1994,8,13 シスコ81才 今でも海に行くとこの貝を探して歩きます』

『シスコはこの貝が一番好きです こんなにあるのでうれしいです』

『♪青い目をしたお人形は アメリカ生まれのセルロイド』

『みんな おはじきをしています ちいさな貝です きれいな模様があり、とても珍しいので、シスコはネコ貝が とても好きな貝でした』

画面右下の着物の少女がシスコです。

画面左下には、洋装で三つ編みの人形が「青い目の人形」として描かれています。

大正生まれのシスコにとっても、遠いアメリカから贈られた「青い目の人形」は大きなニュースであり、81歳になっても、懐かしい童謡とともに楽しい思い出として心の中に残ったというところに、改めて国際交流の大切さを感じます。(弥)

 

 

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