100分 de 名著 夏目漱石スペシャル

3月 6, 2019

私が好きな番組でもある、NHK Eテレの「100分 de 名著」、今月は「夏目漱石スペシャル」です。

講師は東京大学教授で英文学者の阿部公彦さん。

講師の紹介で、阿部公彦さんの御著書がちらっと映るのですが、塔本シスコの「野しょうぶとつばめ」を表紙に採用していただいた「幼さという戦略」が~!!ほんの一瞬ですが是非ご覧ください。

100分de名著「夏目漱石スペシャル」

100分de 名著 講師は東京大学教授・英文学者の阿部公彦さん

100分で名著

100分de名著 阿部公彦さんの御著作紹介。「幼さという戦略」ぜひ!

 

【100分 de 名著 夏目漱石スペシャル】

第1回 「三四郎」と歩行のゆくえ

【放送時間】

2019年3月4日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ

【再放送】

2019年3月6日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ

2019年3月6日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ

第2回 「夢十夜」と不安な眼

【放送時間】

2019年3月11日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ

【再放送】

2019年3月13日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ

2019年3月13日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ

第3回 「道草」とお腹の具合

【放送時間】

2019年3月18日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ

【再放送】

2019年3月20日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ

2019年3月20日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ

第4回 「明暗」の「奥」にあるもの

【放送時間】

2019年3月25日(月)午後10時25分~10時50分/Eテレ

【再放送】

2019年3月27日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ

2019年3月27日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ

 

塔本シスコ

塔本シスコ「野しょうぶとつばめ」

幼さという戦略

阿部公彦著「幼さという戦略」

 

~阿部公彦著「幼さという戦略」内容紹介~

「幼さ」のあふれる現代の日本。漫画のキャラクターから生活小物に至るまで、目につくのは無害で安心感の漂う幼さ、弱さ、かわいさばかり。消費文化の中心は善良な弱者たる個人の欲望で、人々は「幼さ」を社会構造の中で強要されてきたと言える。成熟して「大人」になるというライフサイクルは揺らぎ、大人も老人も生涯を通じ「幼さ」を演ずる。しかし、そんな「幼さ」が自ら声を持って語るとき、独特の魔力をたたえた不思議な磁場が生まれることがある。

本書では太宰治『人間失格』の弱さや村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の依存性に注目しながら「幼さ」特有の心理、美学、思想を確認し、その潜在力をさぐる。谷川俊太郎、武田百合子、ルイス・キャロルに加え、成熟や老いと格闘した江藤淳、古井由吉も題材となる。気鋭の文芸評論家が精緻に幼さの語りの豊かな可能性を探る興味尽きぬエッセイ。

【目次】
序章 支配しようとしない声とは?
第1章 幼さの文化
第2章 太宰治と幼さの技法
第3章 村上春樹とカウンセリング
第4章 「かわいい」の美学
第5章 「かわいい」の境界線
第6章 幼さと逸脱
第7章 幼さの詩学
第8章 幼さと成熟―大塚英志と江藤淳
第9章 老い語りの可能性―小島信夫の場合
第10章 古井由吉の成熟法
終章 老いの中の幼さ

ぜひご一読下さい!本日も最後までお読みいただきありがとうございました。(弥)

 

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